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  • 執筆者の写真三代目赤坂兵之助

大阪工業大学「非常勤講師」三代目赤坂兵之助③

更新日:2021年3月10日


大阪工業大学での取り組みの様子
大阪工業大学での取り組みの様子

皆さま

こんにちは、三代目赤坂兵之助でございます!

今日は、「大阪工業大学」での取り組みの三日目です!


2018/12/03

その日は良く晴れていて、12月にしては暖かな日でしたので、私は身軽な格好での用意をしていました。

今思うと「はじめての大学に伺う」にはネクタイも着けず、スーツでもない、せめてもの救いはジャケットを着て、革製の靴を履いていたくらいの不躾でした。


そんな私を井原教授は気さくに迎えて下さり、研究室での簡単なあいさつのあと、まるでちょっとしたビルのような大きな建物の「ものづくりセンター」へと案内してくださいました。


センター一階奥に「どっかり」と設置されているデッケル・マホ。DMU75。

素晴らしいたたずまい。

なぜこの機械がこの大学にあるのか、そのストーリーを伺うにつれ、大阪工業大学が素晴らしいことと、井原教授の実績を実感していました。


ひと通り、「ものづくりセンター」を紹介頂き、研究室に帰ってからのお話の中で、井原教授がその「センター長」であることがわかりとても驚いていると、


「実は、研究室の生徒さんたちの、卒業論文のための取り組みに困っていて...。

赤坂さん、あの子たちと一緒に、『なにか』を出来ませんか...?」


私が普段持ち歩いている、「自分で作ってみたかったもの」のサンプルを手にとり、その感触を指先で感じながら、井原教授はそのように切り出してくださいました。


「やります、やらせてください!」


反射的にお返事を返し、身を乗り出した私をすこし困った風に「そうですか、よかった。」と安心された井原教授に私は、

「それで、何をどうすればいいのですか?」

と返してしまい、また困った風に井原教授は

「ウチの研究室は切削加工にこだわっていますから、5加工機での切削加工がテーマですね...」

これは間違いなく「おもしろい」ことができる!

そう確信するよりなかった私は、ここでも再びカレンダーに「丸」を付けられるチャンスを頂いたのでした!

(つづく)

赤坂金型彫刻所 代表 三代目赤坂兵之助
赤坂金型彫刻所 代表 三代目赤坂兵之助

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