三代目赤坂兵之助
今回は「半円球形状」について三代目兵之助が語ります。

こんにちは、三代目赤坂兵之助でございます。 さて今日は、「半円球形状」についてお話させて頂きます。
『福』や『曼荼羅』があの繊細さと形状になっているのは、ひとえに『赤坂式半月彫刻法』による「裏表完全金属削り出し」だからです!!!
これくらいに繊細なジュラルミン製のアクセサリーは、削り出しでしかありえません(と思う)!!!
繊細な立体形状ですから、片面だけの削り出しではあのような造形になりません。
ですので、裏表を削り出す必要があるのですが・・・片面を削り出し終わった後、裏面も繊細に正確に削り出すには、ちょっとした「コツ」が必要になります。 そもそも『福』は、ジュラルミンを薄さ約0.3ミリまで追い込んでおり、かつ「破れないようにデザインを彫刻」し、「突き抜けてのデザインを表現する」ということを、「『福』の緩やかな曲面を保ちながら」実現させるという・・・、ギリギリのバランスというか・・・矛盾を成立させているというか・・・、人間と刃物、機械と道具、これらの「足並みを合わせる」ことにも、『赤坂式半月彫刻法』は活きております。
![ジュラルミンを約0.3ミリまで削り出し、超繊細な彫刻を施した『 [cocur] fuku(コクール・福)』](https://static.wixstatic.com/media/880f31_ea3eb0773495413fa26b8ffa18f692e6~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_1416,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/880f31_ea3eb0773495413fa26b8ffa18f692e6~mv2.jpg)

そんなややこしい話は抜きにして、お肌に負担をかけない軽快なアクセサリーを、その繊細な造形と優しい天然石を一緒に楽しんでいただけましたら、一生懸命に作るかいがあります。
皆さま、どうか『福』と『曼荼羅』を可愛がってくださいね!!!
