皆さま、こんにちは、三代目赤坂兵之助でございます。
今日は、「福」や「曼陀羅」の素材となった「ジュラルミン」のお話です。
このジュラルミンは、1903年頃にあの『ドイツ』は中西部デューレンという町におられた、アルフレート・ヴィルムさんという方が「偶然に」開発されたそうです。
アルミニウムの「よく出来た兄弟」のようなジュラルミンは、鉄や銅、真ちゅうに比べて錆びづらく、軽くて軽量、加工しやすいという、まるで夢のような特徴をひっさげ、あっという間に航空機やアタッシュケース、現代ではノート型パソコンやスマートフォンなどの「高級品」に使われるようになりました。
また、使われる元素から「アレルギーを起こしづらい」とも言われていて、 想像していたよりも「身に着けるものにふさわしい」イメージであることも今回の発見でした!
さらには、ものづくり大国 の「ドイツ生まれ」というところもシビれますよね!!!
私は職人の家の生まれですから、物心ついた時からドイツの工作機械や刃物、 かつそれらへの哲学がいかに優れているかを、まるで「おとぎ話」のように話してくれる祖父や父、職人のおっちゃんたちに囲まれて育ったので、やっぱりドイツが好きな…というよりは強い憧れをもった…職人になれたのです(笑) 。
(「ゾーリンゲン」という言葉の響きにどのくらいワクワクしたことか!)
昨年は『K 2019 - 国際プラスチック・ゴム産業展』に参加、実際にドイツに行くことができてうれしかったです!!
・・という私のマニアックな話はさておき、ジュラルミンは本当に素晴らしい素材だと感じております。
そのジュラルミンを素材とした『 [cocur] fuku(コクール・福)』 や『曼荼羅シリーズ』を実際に手にとっていただけたら、びっくりするくらいに軽く、着けているのを忘れてしまうくらいに心地よく過ごしていただけると思います。
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